大井川鐵道は、総運転時間22時間超という長距離夜行列車を運転する。移動効率ではなく「乗ること自体」を目的とした、かつての寝台特急を彷彿とさせるストイックな旅となっている。

特徴のひとつは、国鉄時代の制度「ヒルネ」の再現。国鉄時代、寝台を昼間に座席として開放し、寝台料金不要で乗れた仕組みで、今回は簡易寝台プランにその考え方を取り入れている。また、かつて夜行列車に乗れなかった世代に向け、夕方から翌朝以降まで走り続ける“長い時間の旅”そのものを体験できる点も魅力だ。
さらに、長距離列車で定番だった長時間停車「ドカ停」も実施。静かなホームや機関車の音を味わう時間が、夜行列車ならではの旅情を再現する。車両は12系客車を使用し、ボックス席、テーブル付席、横になれる簡易寝台の3プランから選択できる。
夜間は人家の少ない沿線を走り、「ガタンゴトン」という走行音や汽笛が響く中で、漆黒の闇を体感できるのもこの旅のポイント。途中で温泉入浴や周辺観光に向かう離団プランも用意されており、過ごし方は自由。現代では希少となった夜行列車の魅力を凝縮した企画となっている。
簡易寝台プラン

テーブル付座席
(画像はいずれもプレスリリースより)
■日時
2026年6月27日(土)18時台~28日(日)9:30・車中泊
■受付場所・時間
新金谷駅前プラザロコSLセンター・17:00~18:00分
■車両編成
(川根温泉笹間渡方) 電気機関車(E34) +12系客車+電気機関車 (金谷方)
■募集人員
100名 (最少催行人員 40名)
■添乗員
同行なし、夜行列車専任係員が同行
■旅行代金
通常ボックス席1名利用プラン 1ボックス:24,800円
通常ボックス席2名利用プラン 1ボックス:34,800円
テーブル付座席プラン 1名:24,800円
簡易寝台プラン 1名:34,800円
■申込方法
6月12日(金) 12時から、JRE MALL 商品ページより申込み

