JR九州は、2025年8月豪雨による被災により2025年8月7日から列車の運行を取りやめている肥薩線吉松駅~隼人駅間について、復旧工事の完了見込みが立ち、運行再開日が決定したと発表した。
運行再開予定は2026年6月28日(日)の始発列車からで、現在運行中の代行バスについては、2026年6月26日(金)の運行をもって終了 する。
災害発生時の状況(2025年8月時点)
復旧工事の状況(2026年5月25日時点)
(画像はいずれもプレスリリースより)
肥薩線は八代駅から隼人駅までを結ぶ路線で、2020年7月豪雨で八代駅~吉松駅間で運転を休止していたところ、2025年8月豪雨が追い打ちをかけ、全線が不通となっていた。同線は、球磨川や「日本三大車窓」に挙げられる矢岳越えなどの風光明媚な車窓、ループ線とスイッチバックが連続する珍しさなど、見どころの多い路線として人気を博し、「SL人吉」「いさぶろう」「はやとの風」など観光列車も様々運行されていた。早期の復旧が待望されているが、今回吉松駅~隼人駅間が先行して運行を再開することとなった。
なお、残る八代駅~吉松駅間のうち、八代駅~人吉駅間のいわゆる「川線」は2033年度の復旧と上下分離方式移行を目指し、事業を進めている。一方、人吉駅~吉松駅間のいわゆる「山線」は復旧未協議区間となっており、存続が危ぶまれている。

‘18.8.18 肥薩線 瀬戸石―鎌瀬 P:吉村旭陽
(今日の一枚より)


