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プラレールリアルクラスから2月28日発売!ステンレス通勤型 京浜東北線の少数派205系が新登場!

2026.02.27

text & photo:上石知足(鉄道ホビダス)
協力:タカラトミー

 「プラレールリアルクラス」シリーズの2月発売予定品として、205系通勤電車(京浜東北線)が発表されました。京浜東北線での同車の活躍は少数派に留まったものの、その後各地へと転属し活躍しました。今回そんなスカイブルー帯の205系の発売を前に、そのディテールを詳しく見てみました。従来のプラレールとは一線を画すリアルかつ拘りを感じる表現は必見です。

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■スカイブルーの少数派 京浜東北線の205系

プロトタイプとなっているのはウラ4編成。引退直前はウラ91編成を名乗っていた。

 205系は国鉄初の軽量ステンレス車体を採用した通勤型電車で、201系で課題とされたコスト面をさらに改善し、国鉄末期からJR初期にかけて1,400両以上が製造されました。首都圏と関西圏の通勤路線を中心に様々な路線へ国鉄分割民営化を跨いで投入が続けられたことから、JR東日本とJR西日本でそれぞれ独自の進化をしました。そのため、細かい形態差や様々な帯色のバリエーションが生まれ、多くのレイル・ファンに親しまれた系式でもあります。
 そんな205系ですが、京浜東北線へは1989(平成元)年に投入が開始されたものの本数はわずかにとどまり、従来の103系の本格置き換えという使命は1993(平成5)年にデビューした209系0番代に譲ることになります。結局205系も209系に置き換えられることとなり、同線での活躍は1996(平成8)年で終了。以降は横浜線や中央・総武線、埼京線などに転属し活躍を続けることとなりました。

■JR東日本仕様らしい205系 ドア窓は大窓タイプ

モハのボディにはルーバーがあるが、これもきっちり表現されている。それだけではなく、車体裾のドアコック蓋やビードのモールドも程よいディテールで好印象だ。

 今回製品化されたのは京浜東北線の205系ということで、民営化以降、JR東日本で登場したドア窓が下辺方向に大型化されたスタイルとなっています。この形態の205系はJR化後様々な路線に投入されただけではなく、後年の大規模な転属により首都圏各地で見ることができました。製品でもそんな姿をリアルに表現されているのが特徴です。特にドアコックの蓋や号車札差し、モハの車体にあるルーバーなど、一通りのディテールは表現されており、リアルクラスらしい引き締まった姿になっています。

■拘りのディテールで蘇る平成初期の205系

前面を正面から見る。205系の「顔」はシンプルが故にバランスが非常に肝心だが、実車の面影をしっかり感じられる引き締まった表情に。

 京浜東北線仕様なので、その姿は落成当初の原形となります。特に前面は運行番号表示器が字幕式、205系の晩年では滅多に使われることがなかった種別表示器にも「京浜東北線」の路線表示が印刷されています。また、助士席側の窓には編成札も印刷されており、「4」の数字が示す通りこちらはウラ4編成がプロトタイプとなっています。ちなみにこの編成は巡り巡って現在富士急行の6000系として活躍を続けているのも感慨深いですね。
 屋上に目を向けると、パンタグラフのみハイタイプ・ロータイプの2種が用意されており、走行派も納得の仕様に。さらにクーラーは別パーツとなっており、AU75のディテールもリアルに表現されます。もちろん内装も拘り抜かれており、後尾車の運転台にはコンソール類を表現したモールドが入っており、さすがはリアルクラスといったところです。

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