山形鉄道では、冬の寒さを逆手に取った企画列車「極寒列車」ツアーを開催する。このツアーは山形鉄道の観光ガイド・清野氏が発案したもので、「どうせ寒いならとことん寒さを味わおう」という思い切った発想のもとで企画された。

冬のフラワー長井線を行く列車。山形の1月の平均気温は0℃前後で、厳しい寒さだ
(鉄道投稿情報局より)
当日、列車内には生ビールサーバーを設置。馬肉チャーシューやメンマといったおつまみと共に、キンキンに冷えたビールを楽しめる。また、途中の長井駅では山形の夏の定番・冷やしラーメンが搬入されてくる。このラーメンは沿線で「冷どん(ひやどん)」と呼ばれて親しまれており、夏の暑さを乗り切るために考案されたメニューとのこと。

「極寒列車」のおしながき。車内ではとことん冷製グルメが振舞われる
(画像は山形鉄道ウェブサイトより)
ラーメンとビールで体が十分に冷えた(?)頃には、列車は車両基地のある荒砥駅に到着。凍てつく寒さの中で奮闘する山形鉄道社員になった気持ちで、極寒の車両基地見学が行なわれる。なお、見学時間内では本ツアーで唯一のあったかグルメ(メニューは当日のお楽しみ)が提供されることとなっている。
車内で味わえるメニューは生ビールのほか、冷やし玉こんにゃくやジェラートなど多岐に亘る。冬の寒さをとことん楽しんでしまえる本ツアーの詳細は、山形鉄道ウェブサイトを参照のこと。
■運行日
2026年1月17日(土)
■行程
赤湯駅(12:40集合、12:53発)~(車内にて生ビールや冷どんを堪能)~荒砥駅(13:44)~(極寒の車両基地見学、唯一のあったかグルメの振舞い)~荒砥駅(14:21発)~(社長とのジャンケン大会)~赤湯駅(15:18着)
■旅行代金
8,800円(税込)
■定員
30名(最少催行人員 20名)
■申込期間
2026年1月14日(水)まで




