KATOから新製品情報が発表された。今回の目玉となったのはやはり南海電鉄6000系だろう。6000系は関西初のオールステンレスカーとして1962年に東急車輛製造で造られた車両だ。600Vから500Vへの昇圧や更新工事などを経て、昭和から平成、令和と時代を駆け抜けており、2025年現在も現役で運行されている。そんな6000系が今回KATOから完全新規で製品化。冷房改造後・ブルーとオレンジ帯となった現行の6・7次車をプロトタイプとし、屋上の二段配管は別パーツで表現される。種別表示灯は優等運用の両点灯と各停運用の片点灯の両方が選べる仕様となる。またステンレス無塗装の車体に緑色の車番プレートが特徴的な1991(平成3)年頃をプロトタイプとした仕様も特別企画品として登場予定となる。
また金沢〜和倉温泉間を結ぶ特急「能登かがり火」の683系2000番代、西武鉄道40000系50番代による4代目「L-train」、愛・地球博から20年周年を記念し施された愛知環状鉄道2000系愛知万博復刻デザイン車両と通常カラーの緑、青帯の3種、スターターセットからはEF210コンテナ列車と223系2000番代「新快速」が、アクセサリーからは3灯式信号機SX64mmが登場予定となった。
16番からはタキ1000のうち1000号記念塗装、日本石油輸送色COSMO、日本オイルターミナル色の3種が登場予定だ。
また、ホビーセンターカトーからは南海電鉄から大井川鐵道へと譲渡された6000系がタイプ品として登場。外観上最も特徴的なスカートが設置されるほか、種別表示灯は全点灯・消灯状態が選択可能だ。リリースポスターは下記の通り。


メーカーWebサイトは下記のリンクより。




