近江鉄道では、同線で活躍してきた800形822号の運行を、車両の老朽化に伴い、2025年11月16日(日)をもって終了する。同編成は近江鉄道創立120周年記念企画として往年の「赤電」塗装を施しているところ、近江トラベルでは、運行終了に合わせ、11月15日(土)および16日(日)に、近江鉄道全線を2日かけて走破する特別なツアー「赤電ラストランツアー」を開催する。
「赤電」とは、西武レッドと西武ベージュのツートンに塗り分けられた電車のことを指し、1960年代から1990年代まで西武鉄道で活躍した。近江鉄道においても、同様のカラーリングの車両が1960年代から1980年代まで活躍し、地域住民にとって「近江鉄道の電車=赤電」というイメージが定着している。
このツアーでの運行が、800形822号の最後の運行となる。長年親しまれてきた「赤電」復刻塗装車両800形822号の最後の雄姿を見送ることができるツアーだ。
運行を終了する赤電復刻塗装車両 800形822号(近江トラベルウェブサイトより)
■開催日
2025年11月15日(土)、16日(日)
■行程
【15日(土)】
米原駅 9:40頃+++貴生川駅・近江八幡駅+++彦根駅 14:30頃
【16 日(日)】
八日市駅 10:30頃+++多賀大社前駅+++米原駅 15:00頃
※詳細な行程は申込み者のみに案内
■乗車列車
800形822号「赤電」2両編成(822号・1822号)
■料金
15,822 円(1名/税込・各日)
※大人・こども同額
■定員
各日70名(最少催行人員40名)
※最少催行人員に達しない場合は、ツアーの開催を中止する。
◆詳細・申込みはこちら(近江トラベルウェブサイト)



