
現役時代の「夢空間」
’08.3.30 東北本線 福島 P:楢井勝行
(消えた車両写真館より)
東京都清瀬市は、2025年1月に「ららぽーと新三郷」より24系客車「夢空間」のラウンジカーとダイニングカーを譲り受け、市内の中央公園に搬入した。現在は外装の修復作業を行なっているが、やはり同車の一番の見どころは豪華な内装である。名だたる百貨店が設計に携わり、バブル期に開催された横浜博覧会で「車両の形をした建築物」として展示された経歴もある「夢空間」を完全復活されるべく、内装の整備に向けたクラウドファンディングが実施されることとなった。

本プロジェクトの目標は1,000万円で、将来的には「夢空間」車内での飲食の提供も検討中。地元・清瀬市産の食材を使ったメニューや運行当時に提供されていたメニューの復刻などによって、これまでの保存車の枠組みにとらわれない、生き生きとした状態での保存を進めていく方針だ。
■目標
1000万円:「夢空間」の内装修復
■支援方法
READY FORによるクラウドファンディング
■主催
清瀬市(夢空間プロジェクト)




