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花形のブルートレイン牽引機時代を再現!デアゴスティーニ「鉄道車両 金属モデルコレクション」第75弾!

2025.08.29

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 デアゴスティーニから刊行されている「鉄道車両 金属モデルコレクション」の第75弾として、「EF65形500番台 電気機関車 特急『富士』」が発売される。

 EF65形電気機関車は、国鉄幹線の電化が進んでいた昭和40年に、貨物列車向けの0番台とブルートレイン向けの500番台が登場。当時はブルートレインの高速化計画が進行中で、20系客車では時速110kmでの運転に向けたブレーキ系統の強化も行なわれていた。このブレーキに対応する設備を備えて登場した500番台は、EF60形に代わってブルートレインの運用を担う花形の機関車となった。

 また、当時は時速100kmでの運転に対応した10000系貨車の製造も進められていたことから、EF65形500番台には10000系対応仕様も登場。20系客車対応車は「P型」、10000系貨車対応車は「F型」と呼ばれて区別された。ブルートレイン増発に伴って0番台の一部車両が500番台P型に改造されるなど勢力を増していた500番台だが、高速での長距離運用を連日こなすことによる消耗が激しかったことから、昭和53年には後進の1000番台に道を譲り、貨物列車に活躍の場を移す。国鉄民営化後、JR東日本に継承された501号機以外は全車がJR貨物の所属となり、同社のオリジナルカラーに塗り替えられて貨物列車での運用を続けた。

 今回製品化されたのはP型の527号機で、花形のブルートレイン牽引機時代、特急色での登場。EF65形500番台全盛期の姿を楽しめる。価格は7,499円(税込)。

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