text & photo:鉄道ホビダス編集部
取材日:’25.7.22
取材協力:阪急百貨店/松本商事

2025年7月22日(火)まで開催されていた「鉄道フェスティバル2025 in うめだスーク」。会場ではLGBのGゲージ鉄道模型の体験展示や、鉄道グッズ・鉄道模型の販売を中心に行われていました。また、「モデルショップマルーン」店舗移転・新装開店も控えている中での開催となりました。
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■大迫力なLGBのGゲージがお出迎え!

会場入ってすぐにはLGBのGゲージがお出迎えしてくれました。Gゲージとは線路幅が45mmの鉄道模型のことで、縮尺も1:22.5~1:24と、鉄道模型の中では特に大型のものといえます。会場ではこの大きなGゲージ鉄道模型を無料で体験運転することが可能でした。会場では子供たちが楽しそうに遊んでいるのも印象的でした。
■会場ではテックステーション限定品なども!
もちろんイベントならではの限定品の販売もされていました。会場では3月に引退したウグイス色の201系を製品化したテックステーション限定TOMIXのNゲージモデルも販売され、注目を集めていました。また、プラレールでも限定品となる阪神1000系の販売など、他の店舗ではなかなかお目にかかれない製品のラインナップという点でも魅力あるイベントとなっていました。
■モデラー注目!話題の新製品サンプルも展示!

そして何より今回注目を集めていたのが各鉄道模型メーカーの新製品展示でしょう。各メーカーともに最新のモデルのサンプルを展示しており、これから発売される製品のディテールをその場でじっくりと見ることができました。
TOMIXからは場所柄気になっている方も多いであろう阪急2000系の最新サンプルが展示され、1000系とはまた異なる前面デザインやマルーンに塗られた車体色などを確認することができました。
KATOからも先日発表されたばかりの小田急ロマンスカーNSE 3100形更新車の展示がなされ、最大の特徴である字幕式の前面愛称表示器や、冷房化がなされた屋根廻りのディテールも見ることができました。また、あわせて発売されるバリエーション品である「ゆめ70」仕様では、オリジナルとは異なる両先頭車のソファ型座席が設置された内装表現の展示もされていました。
グリーンマックスからは注目の新製品であるJR四国7000系のほか、阪急6000系のうち、旧塗装(屋根廻りのアイボリー塗装がない原型仕様)特定ナンバーを製品化した6014編成と、「青胴車」と呼ばれ親しまれた阪神5001形も展示され、こちらは妻面形状の違いもわかりやすく並べられていました。
松本商事直営店「モデルショップマルーン」は、8月17日に塚本駅前徒歩3分の位置に移転・新装開店を予定しています。まもなく生まれ変わる「モデルショップマルーン」。イベントだけではなく、実店舗の方も今後が楽しみですね。




