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【西日本鉄道】引退前に往年のカラーリングにお色直し!貝塚線600形を「アイスグリーン」に復刻塗装!

2025.07.15

 西日本鉄道は、貝塚線で運用中の600形の一部車両を、大牟田線(現:天神大牟田線)在籍時の「アイスグリーン」に復刻塗装すると発表した。運行開始は2025年7月19日を予定している。

 1962年に登場した600形(2代目)は、都市圏の通勤輸送における混雑激化に対応するため、特急から普通までの運用が可能な汎用電車として開発され、一躍大牟田線の主力車両となった。1990年以降、宮地岳線(現:貝塚線)に順次転籍し、車体をアイスグリーンからオキサイドイエローに塗り替え、今日まで地域の移動を支える足として活躍している。

 しかし、同車は老朽化のため、全16両が2025年度下期から順次廃車となる予定。その中で、今年は西鉄電車のアイスグリーン誕生50周年であることに加え、「600形のアイスグリーン塗装をもう一度見たい!」という要望に応えるため、復刻塗装が実施される。

 また、今回の復刻塗装にあわせ、当該車両内に600形の歴史を振り返る写真の展示も行う予定。

アイスグリーンに塗装された600形車両(右)(プレスリリースより)

〇西鉄電車600形 アイスグリーン復刻塗装概要 
■1.運行期間
 2025年7月19日(土)~2027年8月(予定)
 ※車両運用の都合により運行期間は前後する可能性あり。
■2.車両
 西鉄600形(606号車、656号車)
 定員:139名(1 両あたり)
 編成:2両

〇復刻記念車内特別展示
■1.実施期間
 2025年7月19日(土)~2026年3月31日(火)(予定)
■2.概要
 西鉄600形の誕生から今日に至るまでの軌跡を辿ったアーカイブ写真を、アイスグリーン塗装車両内の4か所(ドア横)に展示する。 

◆詳細はこちら(プレスリリースPDF

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