弘南鉄道において歴史的車両を復活させるクラウドファンディングプロジェクトが始動している。

修復の対象となるのは弘南鉄道「ED221」。約100年前の1926年にアメリカで製造された電気機関車で、長らく弘南鉄道大鰐線でラッセル車の動力車などとして活躍してきたが、昨年の故障により運行不能となっている。同車は、3両輸入されたED22の中の1両で、現在においても稼働状態にあるのはこの1台だけ。
この「弘南鉄道大鰐線ED221電気機関車復活プロジェクト【もう一度、ラッセル車を走らせよう!】」では、この世界的にも貴重な歴史的車両を再び走らせ、その存在を次世代へ受け継ぐことを目指し、同車の修復のための資金を募る。集まった資金は、ED221のMG(電動発電機)修理費用の一部として活用される。
返礼品には、電気機関車ED221+ラッセル車キ105編成のアクリルスタンドやオリジナルエコバッグなどのグッズがもらえるプランのほか、特別録音会や撮影会などのイベント参加のプランも用意される。
目標額は3,600,000円。プロジェクトは、All-or-Nothing方式で、プロジェクト成立のためにはプロジェクト終了日の2025年9月10日 23:59までに目標金額が達成となる必要がある。
◆詳細・寄付はこちら(クラウドファンディング「うぶごえ」ウェブサイト)



