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【元西鉄の電車、ついに引退】熊本市交通局、5014号車の運行終了を発表

2025.02.07

▲運行終了が発表された5014号車

‘17.3.14 熊本市交通局上熊本線 県立体育館前 P:島田直季
鉄道投稿情報局より)

 熊本市交通局は2月7日、平日の朝ラッシュ時間帯における輸送力強化のために運行していた5014号車の運行を終了することを発表した。同局は、その理由を「次回車検時に必要な部品が入手できないため」とする。詳細は以下の通り。

■最終運行日
 令和7年(2025年)2月22日(土曜日)

■5014号車の運行ダイヤ
 2月19日(水曜日)までは通常のB系統の1日1往復の運行を継続する。
 2月20日(木曜日)~22日(土曜日)の3日間は特別運行として、日中の時間帯もA系統を中心に運行する。
 ※車両故障などにより一般車両にて運行することがある。

 なお、熊本市交通局ホームページ上で、5014号の運行時刻表が公開されている。(下記リンクより)

詳しくはこちら(熊本市交通局ホームページ)

■関連書籍(5014号の前身、西日本鉄道 福岡市内線1001/1101についても紹介!)
RMライブラリー292 「無音電車」の時代 民営鉄道編


 1950年代の日本では、米国発祥の高性能な路面電車「PCCカー」の技術を応用し、防音・防振を考慮した「無音電車」と呼ばれる車両群が次々に製造されました。その採用例は公営鉄道が多数でしたが、一部の民営鉄道でもその技術に着目し、先進的な路面電車や発展形としての郊外電車が誕生しました。
 なかでも航空機技術を取り入れた張殻車体の超低床車である東急玉川線デハ200形や、中空軸カルダン駆動を採用した連接車・西日本鉄道福岡市内線1001形・1101形など、技術的に特筆される車両がこの時期に多数生み出されました。今号ではそれら民営鉄道での展開例や、公営鉄道でも前回紹介しなかった吊掛駆動の車両を解説します。

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