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【今年はどうなる終夜運転!?】年末年始の鉄道運行情報まとめ2024〜2025

2024.12.26NEW

‘24.04.29 東海道本線(山手線) 新橋  P:黒澤 鉄
(今日の一枚より)

 コロナ禍もあり一時はほとんどの鉄道会社が取りやめていた年末年始の終夜運転ですが、近年ではまた少しずつ復活してきている傾向にあります。特に初詣やお正月の帰省などで移動を考えている方にとっては気になる情報なのではないでしょうか。ここでは全国の主な鉄道会社の年末年始輸送の動きについてまとめてみました。

■JRグループではJR東日本首都圏エリアのみ終夜運転実施

 JRグループの中では、唯一JR東日本のみが終夜運転を実施予定です。運行されるのは山手線の内回り・外回りで1:00~5:00頃まで約15分間隔、京浜東北・根岸線の桜木町~大宮間で1:00~4:00 頃まで約15~50分間隔、中央・総武線各駅停車の三鷹~千葉間で0:30~5:00頃まで約10~50分間隔、中央線快速電車の三鷹~高尾間で0:30~4:30頃まで約30~110分間隔、横須賀線の横浜~逗子間で1:00~5:00頃まで約80分間隔、さらに青梅線では立川~御嶽間発で立川2:19/3:20と御嶽発3:20/4:38、総武本線・成田線の千葉~成田間は千葉発1:20/3:15と、成田発2:10/3:54の列車が設定されています。

 また、終夜運転ではありませんが、JR西日本でも大晦日深夜から元旦にかけて、大阪環状線やJR神戸・京都線、奈良線や大和路線をはじめとした京阪神エリアの一部路線で、終電以降概ね3時頃まで臨時列車を運転する予定としています。

■私鉄では京成・京王・近鉄・京阪などが終夜運転を実施

2023年の年越しの際、京阪8000系に掲出された「大晦日 終夜運転」のヘッドマーク。

‘22.12.24 京阪電気鉄道京阪本線 萱島 P:大庭裕和
(鉄道投稿情報局より)

 私鉄では首都圏は京成電鉄と京王電鉄のほか、近鉄と京阪でも終夜運転が実施されます。また、名古屋市交通局でも同じく終夜運転が実施予定となっています。

 また、京成電鉄では正月三が日の日中時間帯、柴又帝釈天最寄りの柴又駅へ発着する列車の増発のほか、成田山開運号(臨時シティライナー)の運転も予定されています。さらに京王では新宿発高尾山口行きの臨時座席指定列車「京王ライナー迎春号」が計4本運転予定です。
 近鉄でも大阪・名古屋から伊勢方面に「ひのとり」の臨時特急列車を運転。京阪では3000系・8000系・13000系に「終夜運転」ヘッドマークを掲出して運転されるだけではなく、この12月31日の大晦日ダイヤ24 時~26時台にプレミアムカーに乗車した方限定でに、「京阪電車 大阪・関西万博ラッピング車両クリアファイル(非売品)」がプレゼントされます。

■終夜運転はなくとも終電の繰り下げや臨時列車の増発がされる路線も

2023年の大晦日から2024年元日にかけて延長運転された山陽本線(愛称JR京都線、JR神戸線)の電車。

‘24.1.1 山陽本線 須磨 P:小原正裕
(鉄道投稿情報局より)

 年末年始の終夜運転を行わない事業者であっても、終電の繰り下げや初詣需要を見込んだ列車の増発がなされる路線もあります。小田急電鉄では1月1日早朝時間帯に毎年恒例の「ニューイヤーエクスプレス」が新宿〜片瀬江ノ島間で一往復運転されます。京急でも12月31日には「よこすかカウントダウン2025」開催に伴い、臨時列車を運行し終電の繰り下げを実施され、さらに翌1月1日には臨時特急列車「初日号」を運行し始発列車の繰り上げも同時に実施予定。京急大師線は川崎大師へ参詣・参拝客ために、列車の増発が行われます。

 関西私鉄では南海電鉄が難波~高石間で大晦日延長運転と、正月三が日の一部空港急行・区間急行が住吉大社への臨時停車が実施されます。また、水間観音へのアクセスに便利な水間鉄道でも2時台まで夜間の延長運転が行われる予定となっています。

 このほか各地の鉄道会社で増発や臨時停車等が予定されています。年末年始にお出かけの際は、ぜひ事前に使う路線の予定を確認しておきましょう。

 なお、各社の動向は下記リンクでも確認できます。

主な鉄道会社の年末年始ダイヤまとめ(PDFが開きます)

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