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【小田急】2028年登場の新型ロマンスカーはVSEの後継に位置づけ…!

2024.09.10

 小田急電鉄は、2027年4月に、小田急線(新宿-小田原間)の営業を開始してから100周年を迎えます。次の100年も、お客さま・地域を思い、寄り添いながら一層発展していけるよう、2029年3月の運行開始を目指して、 新型ロマンスカーの設計に着手したと発表しました。

  新たなロマンスカーは、これまでの伝統や歴史、たくさんのお客さまとともに育んできた ロマンスカーブランドを継承しながら、国内外のお客さまに一層上質な移動時間を提供できる車両にしていくとのこと。通勤やショッピングの足としてご利用いただく EXE(30000形)の代替であり、観光地・箱根の再興への思いを込めて就役し2023年に引退した VSE(50000形)の後継として位置付けます。(※ リニューアル工事を実施したEXEαを除く)

 車両の内外装デザインは「株式会社COAコア一級建築士事務所」とともに創り上げていきます。 さまざまな角度から検討を重ねてきましたが、同社がこだわる地域とのつながりや、地域特性を 大切にする姿勢、利用者を思うからこそ生まれる気遣いある設計実績が、今回のロマンスカー設計をはじめとした当社の理念に通じることから、依頼することになったとのこと。また、これを受けた車両設計は、これまでのロマンスカー製造に関するノウハウや実績を有する日本車輌製造が担当します。

特急ロマンスカー・VSE(50000形)(プレスリリースより)

特急ロマンスカー・EXE(30000形)(プレスリリースより)

 これから約1年の時間をかけて、ご利用いただくすべてのお客さまニーズに寄り添い、応えて いけるよう、コンセプトやデザインの検討を深度化します。また、その先では、車両製造の決定に 関する社内手続きを完了していくステップを考えており、お知らせできる情報は整い次第、都度、発信していくとのことです。特設サイトを設けての情報発信も検討中、期待して見守りたいですね。

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