KATOから新製品のサンプルが編集部に到着した。今回は近鉄10100系「新ビスタカー」各種と、Be-03編成(2次車)をプロトタイプとするJR東日本の255系がそれぞれ登場した。近鉄10100系「新ビスタカー」は、1959(昭和34)年に登場した近鉄の特急電車で、現在まで続く近鉄名阪特急の地位を確固たるものにした名車。それぞれ先頭車の違いによりA・B・C編成が存在していたのが特徴的だ。1967(昭和42)年から1975(昭和50)年にかけて、スナックコーナーの設置や、汚物処理装置設置に伴う便所の移設と窓配置の変更、無線アンテナや排障器の設置等が行なわれ、外観上にも変化が生まれた。
モデルではこれら改造が行なわれたあとの「改装型」をプロトタイプとしており、二階建て中間車はトイレ移設に伴う窓見付や座席配置の変更がなされた姿を再現する。
また、今回はさよなら運転時に実現したA+B+Cの三重連セットも登場。幻の勇姿をNゲージで再現することも可能だ。詳細は下記の通り。
- 10-1909 近鉄10100系<新ビスタカー>(改装形)A編成+B編成:25,300円(税込)
- 10-1910 近鉄10100系<新ビスタカー>(改装形)C編成 3両セット:14,850円(税込)
- 10-1911 近鉄10100系<新ビスタカー>三重連 9両セット(特別企画品):40,150円(税込)
- 10-1870 255系 9両セット:34,650円(税込)
※仕様や価格等は変更となる場合があります。