デアゴスティーニから刊行されている「鉄道車両 金属モデルコレクション」の第42弾となる「EF81形 電気機関車 特急『カシオペア』」が登場した。EF81自体は1968（昭和43）年に製造開始された交直流電気機関車で、登場後しばらくは富山第二と酒田の2箇所での活躍だった。その後1973（昭和48）年に田端に新製配置。EF80に代わり常磐線でも活躍を見せた。
この「カシオペア色」は、JR東日本に継承後、「北斗星」を中心に豪華列車の牽引にあたっていた全盛期に登場したカラーリングで、その名の通りE26系「カシオペア」の牽引用として塗り替えられたもの。EF510 500番代の投入で置き換えられ、この塗装は2012（平成24）年中に消滅した。
モデルは3両施されたこの「カシオペア色」のうち92号機をプロトタイプとしており、白地に黄色・オレンジ・青のブロックパターン塗り分けが鮮やかだ。ネームプレート付きの専用台座とアクリルケースが付属。価格は7,499円（税込）となる。
