デアゴスティーニから刊行されている「鉄道車両 金属モデルコレクション」の第38弾となる「381系 クハ381形100番代」が登場した。実車は1973(昭和48)年の中央本線・篠ノ井線全線電化と同時にデビューした車両で、当初は「しなの」に投入された。その後全面を非貫通型としたクハ381形100番代を先頭とし、「くろしお」や「やくも」でも活躍した。現在では「やくも」で運用されており、国鉄型電車を使う最後の定期特急として注目を集めており、各種リバイバルカラーも運行されている。
モデルではこの「やくも」で活躍する非貫通先頭車クハ381形100番代をプロトタイプとしており、ナンバーは「くろしお」用に新造され、福知山地区への転用を経て「やくも」運用に転じたクハ381-109となっている。カラーリングは現在の「やくも」標準となるピンク色と白が基調となった「ゆったりやくも」色だ。ネームプレート付きの専用台座とアクリルケースが付属。価格は7,499円(税込)となる。