「中世への旅」シリーズの大ヒットから始まった、「書泉と、10冊」。この企画は、過去に出版された書籍で既に在庫がなく手に入りにくい名作を、株式会社書泉と出版社や著者の協力のもと重版・復刊しているシリーズ。
その第6弾は、満を持して「鉄道」のジャンルから一冊復刊される。今回はJTBバブリッシングのキャンブックスシリーズとして2003年に出版された『キハ58物語』(著者:石井 幸孝)となる。
キハ58系は国鉄時代の1961年(昭和36年)に登場、1969年までに1,800両余りが製造された急行形気動車。当初は急行を中心に投入されたが、急行の格上げ、幹線の電化などにより地方の普通列車への転用や、ジョイフルトレインの改造などがなされ、各地で活躍した。
この『キハ58物語』は、2003年にJTBパブリッシングのキャンブックスの一冊として発刊。著者の石井幸孝氏は、国鉄分割民営化で発足したJR九州の初代社長を務め、車両畑での長年の開発経験を活かした経営戦略で同社の基盤を築き上げた。本書は、その車両開発の代表例であるキハ58をめぐり、登場までの経緯、設計思想と基本仕様、全国展開とJR化後の動向など解説しつつ、日本のディーゼルカーについても理解を深められる一冊。
今回も、芳林堂書店・書泉限定で発売。特典として当時のダイヤで運行の確認ができる「時刻表でたどるキハ58の運行解説」を元『JTB時刻表』編集長の木村氏の協力のもとセットにした特別仕様。 12月6日(水)より芳林堂書店・書泉各店と、書泉オンラインにて予約を開始。予約締め切りは2024年1月10日(水)まで。
■『キハ58物語』<復刻特別版>(著者:石井 幸孝)
判型:A5判
ISBN: 9784533158643
販売価格: 3,960円(税込) ※本体価格2,500円+1,100円
有償特典:「時刻表でたどるキハ58の運行解説」
予約開始日:2023年12月6日(水)
予約締切日:2024年1月10日(水)
商品到着予定日、店頭発売日:2024年1月31日(水)