JR北海道は、2024年春から、特急「北斗」（札幌～函館）、特急「すずらん」（札幌～東室蘭・室蘭）、特急「おおぞら」（札幌～釧路）、特急「とかち」（札幌～帯広）を全車指定席化すると発表した。これにあわせて、上記特急列車（区間）に設定する「おトクなきっぷ」の商品体系を「えきねっと」限定の割引きっぷ「えきねっとトクだ値」（乗車券つき）「お先にトクだ値」（乗車券つき）に統一するとともに、予測乗車率や申し込みのタイミングに応じて列車ごとに発売価格や提供席数を変動させる仕組み（イールドマネジメントシステム）を導入する。
‘22.07.19 函館本線 七飯～大中山 P：熊谷孝志
（今日の一枚より）
■全車指定席化のポイント
・指定席数が増えることにより、着席機会が高まる。
・乗車前に早くからホームで並ぶ必要がない。
・始発駅に近い方が座れるという不公平感が解消される。
・指定席は車内改札が省略となるため、ゆっくりと車内で過ごすことができる。
■全車指定席化する特急列車
・特急北斗（札幌～函館）、特急すずらん（札幌～東室蘭・室蘭）
・特急おおぞら（札幌～釧路）、特急とかち（札幌～帯広）
※特急カムイ・特急ライラック（札幌～旭川）は指定席を拡大し（特急カムイ指定席3両、特急ライラック指定席4両）、それぞれ自由席を2両とする。
■基本編成
（プレスリリースより）
（注1）繁忙期などに車両を増結することがあるが、全車指定席化する特急列車は、増結となる車両も含めて全車指定席となる。
（注2）特急「宗谷」（札幌～稚内）、特急「サロベツ」（旭川～稚内）、特急「オホーツク」（札幌～網走）、特急「大雪」（旭川～網走）は変更はない。
