近年では、鉄道系のおもちゃもリアリティが増しているほか、さまざまな楽しいギミックも搭載され、子供だけではなく大人も楽しむ方が増えています。今回はそんな魅力あふれる鉄道玩具系のイベントであり、10月7日(土)・8日(日)で開催された「第10回鉄道模型広場 in ルミエール(ふちゅう10)」の様子をお伝えいたします!
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■会場一面に広がる鉄道おもちゃレイアウト
今回も会場全体に広大な鉄道系玩具のレイアウトが広げられ、自宅ではまずできないスケール感に圧倒されました。開催地である東京都府中市にちなんで、通称「ふちゅう」とも呼ばれるこのイベントは、各セクションごとに設営担当者が分けられており、それぞれのレイアウトやおもちゃの街並みは、ブースごとに違った表情を楽しめる点が特徴の一つ。
あるところでは「四季」をテーマにしたレイアウト、あるところは迫力あるレイアウトのタワーで魅せ、あるところには沿線である京王線の車両が駆け抜けていたりと、会場を見ていて飽きることはありません。
また、おもちゃを扱うイベントなため、家族連れも多く訪れるこのイベント。子供も思い切り楽しめるように、展示の外周には持ち寄った自分の車両を走らせられるレイアウトがあるほか、レールや情景部品を自由に使って遊べる「プレイコーナー」も設けられ、会場内は非常に賑やかな様子でした。
■「ふちゅう」名物ナイトモード
さて、この「ふちゅう」最大の名物といえばなんといってもこの「ナイトモード」です。このナイトモード中は会場の照明を暗くし、各レイアウトに仕掛けられた電飾が煌びやかに光り輝きます。
ナイトモードでは通常の照明下とはまた違った大人でムーディーな雰囲気となり、また電飾たちも各ブースによって駅に仕込まれていたり、橋や高架橋をライトアップしていたり、はたまた木の情景が光っているブースがあったりと、それぞれのセクションごとに特徴が分かれるのも見所でした。
■鉄道おもちゃだけでじゃない!模型や飛行機も登場
会場には鉄道系のおもちゃだけではなく、16番鉄道模型や、飛行機のおもちゃを使って空港を再現しているセクションなどもあり、会場全体で乗り物のおもちゃ・模型を存分に楽しむことができました。特に空港のセクションは誘導灯を模した電飾が仕組まれており、おもちゃとはいえリアルかつ美しい空港が再現されていたのは圧巻でした。
また鉄道模型も、キットから組み上げ、実車に即した精巧なものから、わかる人にはわかる昔の鉄道玩具で存在した、実物ではあり得ない「怪しげな」塗装を再現したものまで、さまざまな作例も展示され、会場を賑わせていました。
今回で10回の節目を迎えた「ふちゅう」。これからもさらにパワーアップを続けて開催され続けていって欲しいものです。
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※おことわり
この記事内の写真にある各鉄道玩具の車両には一部改造車両や工作車両が含まれており、個人が自己責任で非営利目的で製作したものです。ベースとなる各玩具メーカーは、製品の改造工作を推奨しておりません。また、各作品は販売されておりませんので、メーカー、さらには鉄道会社などへの問い合わせ等は絶対にしないでください。工作の際はケガなど身体的損傷を伴う危険性がありますので、全て自己責任にて行なうようお願いします。