雄別炭砿の閉山（1970年）まで、人々や石炭、釧路港に出入りする貨物などを運んだ雄別鉄道（雄別炭砿鉄道）。2023年は1923（大正12）年の開業から100年という記念すべき年を迎える。さらに、雄別鉄道の蒸気機関車「C11 1」（1970〜1975年は釧路開発埠頭に在籍）が、東武鉄道で「C11 123」として動態復元され2022年より運行中だが、関係各位の協力・協賛により、復元での更新部材を郷土資料として釧路市立博物館に譲受、収蔵することとなった。これらを記念して、同館ではミニ展示・関連行事を行う。
（博物館ウェブサイトより）
◎記念ミニ展示「雄別鉄道開業100年」
■開催期間：2023年8月27日（日）～2024年4月7日（日）
※休館日を除く 8月26日も下記のセレモニー後は見ることができる
■開催時間：9:30～17:00
■開催場所：博物館マンモスホール（無料）・常設展示室2階（入館料が必要）
■主催：釧路市立博物館共催釧路市立博物館友の会
■協力：東武鉄道株式会社・一般財団法人東武博物館
■協賛：阿寒共立土建株式会社・株式会社小野寺組・株式会社釧路製作所・三ッ輪運輸株式会社・村井建設株式会社・雄別炭礦の記憶を残す会
■内容：雄別鉄道・釧路開発埠頭C11 1（現 東武鉄道C11 123）機関車部材・ナンバープレートなど東武博物館からの譲受・借用資料、および時刻表・他機関車のナンバープレートなど所蔵の雄別鉄道関係資料の展示
‘22.4.28 東武鉄道 南栗橋車両管区 P：針谷和則
（今日の一枚より）
◎「雄別鉄道C11 1部材譲受記念セレモニー〜おかえりなさいC11 1〜」
■日時：2023年8月26日（土）13:00〜13:30
■会場：博物館マンモスホール（無料）
■内容：雄別鉄道（釧路開発埠頭）C11 1機関車部材の公開開始記念として、市民へのお披露目、また協力・協賛者（雄別炭砿・釧路開発埠頭に縁のある各社）への感謝の意を込め、感謝状の贈呈や除幕などを行う。
(3)記念講演会「雄別鉄道開業100年〜雄鉄C11 1から東武鉄道C11 123へ〜」
■日時：2023年8月26日（土）14:00〜15:30
■会場：博物館講堂（無料・申込不要）
■協力：東武鉄道株式会社・一般財団法人東武博物館
■内容：雄別鉄道（釧路開発埠頭）で活躍した蒸気機関車「C11 1」は2022年、東武鉄道「C11 123」として動態復元、運行が開始されたが、この復元に関わった東武鉄道・東武博物館の方からお話を伺う。あわせてC11 1が活躍した「雄鉄」の歴史を振り返る。
