text & photo:RM
取材日:’23.6.23 場所:鉄道博物館
大宮の鉄道博物館にて、新収蔵資料展「鉄道写真家・南 正時作品展 ブルートレイン 夢の旅路へ」が2023年6月24日から始まりました!
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本展は鉄道写真家・南正時さんより寄贈を受けた作品展の第3弾として、ブルートレイン(寝台特急列車)をテーマとし、南さんの撮影した写真約80点を展示するもの。1970~1980年代のブルートレインの走行シーンや、車内での旅の様子を撮影したものを中心に展示されています。
1958(昭和33)年、東京~博多間の特急「あさかぜ」に20 系客車が投入されて以降、青い車体の寝台特急列車、“ブルートレイン”は全国にその運転網を拡げ、1970 年代に最盛期を迎えました。同時期に若年層のファンを中心に“ブルートレインブーム”が到来し、南さんは書籍や鉄道趣味誌で多数の作品を発表して、ブームの一翼を担いました。ブルートレインが姿を消した現在、同氏の作品群はかつての旅の様子を今に伝える貴重な記録となっています。
また、鉄道博物館所蔵の関連資料も展示されています。
▲オロネ25形0番代、あこがれの個室寝台車の一室が再現されています。
▲上野口ブルートレインでおなじみ、尾久との間での推進運転で使用された推進弁。
▲室内をカットモデルとして再現した大型模型も展示。
■会期:2023年6月24日(土)~9月25日(月)
■会場:鉄道博物館本館2Fスペシャルギャラリー1
■入場料:無料 ※ただし鉄道博物館の入館料が必要
■主催:鉄道博物館
■後援:東日本旅客鉄道株式会社、さいたま市
また、本展開催にあわせて、同氏による展示作品ガイドツアーなどの特別イベントも開催されます。
◎南正時氏による展示作品ガイドツアー
南正時氏ご本人による展示作品の解説を聞くことができます。
■開催日時:2023年7月16日(日)、17日(月・祝) 14:00~15:00
■場所:2Fスペシャルギャラリー1
■料金無料※入館料のみで参加できます
■定員:各日20名(先着順)
■参加方法:開始5分前に、スペシャルギャラリー1前へお越しください。
◎ブルートレインで寝てみよう!ナハネフ22形寝台体験
車両ステーション内を巡りながら、客車や寝台列車の旅の解説を聞くことができます。また、ナハネフ22形の寝台を体験できます。
■開催日時;2023年7月23日(日)、8月13日(日) 13:00~14:00
■場所:1F車両ステーション内
■料金無料※入館料のみで参加できます
■対象:小学生までのお子さまとその保護者の方
■定員:各日10組20名
■参加方法「てっぱく抽選アプリ」による抽選
◎車両ステーション展示車両へのヘッドマーク、バックサインの取り付け
車両ステーション内の機関車(EF58形89号機、EF66形、ED75形)にブルートレインゆかりのヘッドマークを取り付けます。また、ナハネフ22形客車にはバックサインを取り付けます。
■開催日:2023年6月24日(土)~9月25日(月)
※期間中に、ヘッドマーク、バックサインの取り替えを行います。
■場所:車両ステーション内各車両(EF58形89号機、EF66形、ED75形、ナハネフ22形)