text & photo:RM
取材日:’23.5.16 場所(特記以外):西武鉄道豊島線 豊島園駅
取材協力:西武鉄道
西武鉄道では、2020年に閉園した「としまえん」の跡地の一部に、「ワーナーブラザーススタジオツアー東京メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(以下、スタジオツアー東京)を建設中で、来る6月16日(金)に開業予定です。
これに合わせて、同社池袋線始発の池袋駅と、施設最寄りとなる豊島線豊島園駅がリニューアルされ、さらにPRを担うラッピングトレイン「スタジオツアー東京 エクスプレス」を運行します。本日5月16日(開業のちょうど1ヶ月前!)、豊島園駅にて記念のセレモニーが開催されました。
▲「スタジオツアー東京 エクスプレス」の出発式の模様。練馬駅管区長および来賓による出発合図が行われました。写真左から、練馬駅管区長、ワーナー ブラザースのイェンセン氏、前川・練馬区長、小池・東京都知事、後藤・西武ホールディングス会長。
豊島園駅の新駅舎は、「イマジネーションが日常に溶け込む駅」をコンセプトに、日常と非日常空間をつなぐゲートをイメージしたシンプルなデザインに、魔法の世界を感じられる仕掛けをプラスした駅舎となります。
▲豊島園駅新駅舎前でのリニューアル記念セレモニーより、テープカットの模様。
豊島園駅ホーム上は、柱や駅名標、自動販売機などホグワーツ魔法魔術学校へとつづく「ホグズミード駅」を彷彿させる赤を基調とした意匠です。また2020年8月に閉園した「としまえん」のレガシーとして、模型列車や電話ボックスオブジェ、ベンチなどを、新たなコンセプトにあわせてリメイクして展示しています。
▲赤を基調とした意匠で「ホグズミード駅」をイメージさせるホーム上。
▲ホーム上に展示された、「としまえん」のレガシーとしての模型列車。かつて園内で走っていた車両そのものを修復・加工したものです。
ラッピングトレイン「スタジオツアー東京 エクスプレス」は、映画「ハリー・ポッター」に登場する「禁じられた森」を背景に、主要キャスト「ハリー」「ハーマイオニー」「ロン」の3人を大胆に描くことで、映画「ハリー・ポッター」の世界観をシンプルかつ最大限に表現したものです。
▲左から、ロン、ハーマイオニー、ハリーという3人のメインキャラクターが大きく描かれています。
20000系車両3編成にこのデザインを施し、ターミナル駅である池袋駅と「スタジオツアー東京」や東京都立練馬城址公園の最寄り駅である豊島園駅の間をメインに運行します。
▲ラッピングトレインは20000系3編成が充てられるとのこと。取材対象となったのは20152編成(8両)。
西武鉄道池袋線 江古田〜東長崎
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