JR九州では、2024年春、福岡・大分デスティネーションキャンペーンの開催に合わせて、ゆふ高原線(久大本線)を走る新しいD&S列車の運行を開始する。コンセプトは「ゆふ高原線の風土を感じる列車」。雄大な自然の中を走るゆふ高原線、その沿線の食・歴史・伝統・自然を五感で楽しむことができる列車がデビューすることになる。
ゆふ高原線のイメージ。
‘22.8.25 久大本線 南由布~由布院 P:石川一介(今日の一枚より)
■コンセプト
「ゆふ高原線の風土を感じる列車」
“風土”すなわち、その土地の気候や地勢、そこから生み出される土地の食や風習、風景を五感で楽しむ列車。
■運行ルート
博多駅からゆふ高原線(久大本線)を経由し由布院・別府駅間を1日片道1便運行する。(※木曜日運休)
新D&S列車は、博多~別府間を約5時間かけて運行する。全席グリーン席の車内では、ゆふ高原線沿線の食材を中心に福岡・大分両県の魅力が詰まった食事(お弁当)を用意し、車内でのひと時を贅沢に彩る。
■デザイナー
株式会社IFOO(イフー)
「【温故生新】~時間の中に埋もれた価値に光を当てる~」ことを経営理念とし、地方が掲げる「地方創生(豊かな場づくり)」を、鹿児島の食・建築文化を通して価値を再変換し発信することを目指すデザイン会社。鹿児島市内では、鹿児島の手仕事、建築文化を五感で感じながら滞在できる高級民泊施設「萌蘖(ほうげつ)」を運営。
※九州DreamStationにぎわいパートナー。
■運行開始時期:2024年春(予定)
■その他
列車名・車両デザイン・運転時刻・運転日・停車駅・車内サービス・発売額などについては、詳細が決まり次第、順次告知される。
2022.01.01 久大本線 南由布~由布院 P:東迫和孝
(「今日の一枚」より)