デアゴスティーニから刊行されている「鉄道車両 金属モデルコレクション」の第17弾となる「キハ40系気動車」が登場した。実車は1977(昭和52)年に登場した一般型気動車で、一般型では初めてとなる幅広車体となったのが特徴に挙げられる。3つの形式を基本とし、多岐に亘る番代区分で全国各地に導入された文字通り国鉄のスタンダードとなる気動車であった。JR化後も多くが継承され、数こそ減らしているが、今もなおJR5社で活躍を見ることができる。
モデルは両運転台片開きドアのキハ40形のうち、暖地向け2000番代をプロトタイプとしている。車体色は朱色5号の一色塗り、いわゆる「首都圏色」の仕様、非冷房の国鉄仕様で、オーソドックスでプレーンなキハ40形となっている。ネームプレート付きの専用台座とアクリルケースが付属。価格は6,980円(税込)となる。