KATOから2023年8月発売予定の新製品が発表された。今回はNゲージでEF55がついに登場することとなった。実車は1936(昭和11)年に3両が製造された電気機関車で、当時流行していた流線型の特徴的な前面廻りが特徴的な車両である。1964年に一度は全廃となったが、1号機は国分寺にあった中央鉄道学園で保存された。その後1986年に動体復活し、2009年まで主にイベント列車牽引などで活躍した。
モデルはこの1号機が1986年復活した後の姿を再現する。車体に覆われた先台車は外観を再現しつつも、R282曲線の通過を実現している。また近年のKATO製品で標準搭載となるスロットレスモーターを搭載。ヘッドマークも付属するほか、ナンバープレートは「EF55 1」が装着済みとなる。
また、EF55の牽引列車に好適な高崎運転所所属の旧型客車も7両セットでリリース。戦災復旧車がルーツとなるスエ78が新規製作で再現される予定だ。リリースポスターは下記の通り。
メーカーWebサイトは下記のリンクより。