アートディンクは2022年1月24日に、「A列車で行こう ひろがる観光ライン」のゲーム内風景を撮影したフォトコンテストの結果を発表した。今回は最優秀賞1作品、優秀賞5作品の合計6作品が入賞した。また、その他にも5名が参加賞に選ばれた。なお、コンテストと同時に開催していたTwitterでのリツイートキャンペーンは、当選者への連絡を以て発表となっている。受賞作品の詳細は下記の通り。
■最優秀賞
●にうじーねっぷ さん
選考スタッフ コメント
港町というはじまりの地に、目覚めを待つかのように明かりが灯る新幹線。未来へとひろがっていく、新しい風を感じられる1枚ですね。鉄道博物館で船から陸揚げされた新幹線を表現するアイデアに加え、全体の構図の巧みさ、街の作り込みに途方もない熱量が感じられます。
■優秀賞
●tarm0517 さん
選考スタッフ コメント
ミニチュアのように柔らかい印象が見事です。被写界深度の調整やライティング、そしてフレーム……フォトモードの活用があってこそ引き出せた表現でしょう。田舎の情景と車両の選定も相まって、温かい気持ちになりました。
●サフォーク さん
選考スタッフ コメント
一見しただけでリアス海岸を走る36-700系が主役とわかる、ある種潔い構図にも関わらず、言い知れない多くの感情が渦巻きます。太陽が海に伸ばす光と灯台、そして線路にもかかったマルチミーニングのタイトル、そのセンスには驚嘆しました。
●シガドライン趣 さん
選考スタッフ コメント
夜明けの光を浴びる285系が降ろす観光客。その旅路がどこへ向かうのか……想像がひろがっていきます。少ない要素で構成されたシンプルさに反して、汲み取れることは多い。こだわり抜いた末にできあがった1枚という趣があります。
●so2 station さん
選考スタッフ コメント
けたたましい光を湛えた東京の街並みがよく再現されています。過密さが奏でる、都心ならではの喧騒が聞こえてくるようです。続くビルの谷間をかきわけるように走る山手線に乗れば、きっと世界がひろがるようにも思えるはず。
● せんべい さん
ネコ・パブリッシング コメント
C57とキハ261系が交差するという非現実的な世界がリアルなグラフィックで表現できる「A列車で行こう」ならではの作品ですね。こうした夢の競演が楽しめるのは「A列車で行こうシリーズ」「鉄道模型」共通の醍醐味ではないでしょうか。