小田急電鉄は、2022年8月27日、日帰りバスツアーのシリーズ企画「小田急まなたびde社会科見学ツアー」第2弾として、「小田急大野総合車両所と神奈中バス厚木営業所ダブル見学会」を実施すると発表した。1日あたり合計約368万人(※2021年度実績)もの利用者がある「小田急と神奈川中央交通の車両」をテーマに開催するもので、普段は関係者以外立入禁止としている車両整備工場や車庫でメンテナンスされる車両の見学や、車両機器の操作などを体験することができる。
大型クレーンによる車体吊り上げの様子(イメージ・プレスリリースより)
日々、ロマンスカーや通勤車両を整備している「大野総合車両所」では、専用の大型クレーンにより、台車から外れた約20mの巨大な車体が宙を移動するダイナミックな光景を間近に見ることができる。車体の吊り上げの後は、施設内を車両整備士の社員が案内。モーターや空気圧縮機など車両機器の役割を丁寧に解説することで電車の仕組みを学べるほか、運転席のブレーキや、車掌が使用する扉の開閉スイッチの動作テストも体験することができる。
代燃車「三太号」(プレスリリースより)
バスの車庫と整備工場が併設されている「神奈川中央交通東厚木営業所」では、同社マスコットキャラクターの「かなみん」が、昭和10年代に活躍した代燃車「三太号」や、現在活躍している全長約18mにもおよぶノンステップ連節バス「ツインライナー」などとともにお客さまを迎える。見学と写真撮影が楽しめるほか、「ツインライナー」車内での洗車機体験や、連節バス運転士による安全運転をするための工夫の解説を通じてプロの運転技術を感じてもらうという趣向。
■企画名称:小田急大野総合車両所と神奈中バス厚木営業所ダブル見学会
■実施日:2022年8月27日(土)
■行程
〇8:30 小田急江ノ島線東林間駅改札前集合
・大野総合車両所見学(車体吊り上げ、車両機器の見学、ブレーキ操作、扉開閉スイッチ体験 等)
・貸切バスにて神奈川中央交通東厚木営業所へ移動(途中、昼食時間あり)
・神奈川中央交通東厚木営業所見学(整備工場の見学、代燃車「三太号」やツインライナーの撮影 等)
〇16:30頃 本厚木駅周辺にて解散
■料金(一人分・税込):大人9,800円 小学生9,300円 ※昼食代込み
■募集人員:50名(最少催行人員:25名)
■申込み:2022年7月21日(木)12:30から小田急旅の予約サイトにて受付(→こちら)