photo:浅水浩二
IMONから1:87スケール12mmゲージの新製品として9600形蒸気機関車の69636号機が登場した。実車は1922(大正11)年に川崎造船で製造された機関車で、製造時から大宮に配置。一時期高崎に配置されたこともあったが、再び大宮の地に戻ってきている。低デフ、嵩上げドーム、前照灯脇の標識灯、屋根から伸びた雨樋や、テンダーの入れ替え用ステップなど大宮の9600の特徴を兼ね備えた機関車である。また、1969(昭和44)年9月30日には川越線さよならSL列車として821レと翌日の822レを牽引した機関車でもある。
製品は下回りの主台枠はダイキャスト製。押さえ板とブレーキ関係はプラ製となっている。IMONの他の機関車製品と同様にノーマル完成品の他にシンガーフィニッシュ仕様、DCC搭載仕様と各種選択が可能となっている。詳細は下記の通り。
■69636 大宮
- 完成品ノーマル:365,200円(税込)
- 完成品SF(シンガーフィニッシュ):374,000円(税込)
- DCCサウンド搭載完成品:409,200円(税込)
- DCCサウンド搭載SF:418,000円(税込)
- 後でDCCサウンド搭載:本体+55,000(税込)
※仕様や価格等は変更となる場合があります。