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特集・コラム

ジオラマは“そこだけ”で十分楽しい! 組み合わせで演出する鉄道情景

2022.06.06

 イベントや専門店で目にする大型の情景レイアウトに憧れて鉄道ジオラマにチャレンジしようと思う方もたくさんいると思いますが、いざ始めようと思っても、「材料は?」「サイズは?」「どこに置く?」など、家庭環境によって実現へのハードルは様々です。

 もちろん、じっくり取り組むことで、いつかは理想のレイアウトを完成させたいものですが、部分的な再現でも思いのほか楽しめるものです。まずは“そこだけ”で始めてみませんか?

作るのは地面だけ
 「草地」や「アスファルト」など、種類はいろいろありますが、ジオラマの基本は地面ですよね。そこで小さな面積で地面を作って、レールの横に置いてみましょう。いくつかの種類を作っておけば、組み合わせで再現できる景色もいろいろ。

作るのは部分的ですが、見る角度によってジオラマらしい雰囲気を演出することができます。その日の気分で組み合わせを変えるのおすすめ。

●作り方

その1:厚紙や発泡スチロールに紙粘土をもりつけます。盛り方は再現したい景色によって調整しましょう。

その2:粘度が乾いたら、絵の具や情景ペイントで色を塗ります。あとから下地が透けて見えるので、茶色や黒など、濃いめの色がいいでしょう。

その3:ボンドを塗って草を表現できるパウダーやフォーリッジをまいていきます。

その4:ジオコレの「街路樹」にもフォーリッジを貼り付けると、プラスチック感を抑えることができます。

「街路樹」や「道路」など、線路沿いにありそうな景色を作ってみましょう。

 

建物を置いて高さを出す
 地面の作り方は上で紹介したものとほぼ同じですが、建物や車を追加すると、その雰囲気はさらにアップします。レールはあえて固定せず、車両を走らせる際に乗せて使うと、片付けも楽ですよ。

直線だけでなく、カーブに合わせた景色をイメージすればこのような“そこだけジオラマ”ができます。

 いかがでしたでしょうか。このほかの画像は上部にあるギャラリーでご覧ください。

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