秩父鉄道では、2022年3月12日の交通系ICカード「PASMO」サービス開始を記念し、同日より急行「秩父路」の急行料金無料化を実施する。従来、急行列車の乗車には、乗車券のほかに急行料金(大人210円、小児110円)が必要だったところ、同日から乗車券のみで利用できるようにするもの。より分かりやすく、利用しやすい料金体系とすることで、鉄道でのお出かけをより身近なものにするという方針である。
「急行秩父路」イメージ(プレスリリースより)
■実施期間:2022年3月12日(土)~当分の間
■対象列車:熊谷~三峰口間で運行中の急行「秩父路」号
■乗車方法:キャンペーン期間中は乗車券類のみで乗車できる。
【編集部追記】現在、急行「秩父路」で運行されている6000系は元西武101系で、3→2扉化改造および車内のリクライニングシート化が行われている。運行区間は熊谷~影森・三峰口(三峰口まで行くのは土休日の一部のみ)、運行本数は1日4往復である。運行開始は1969年で、当時は自社発注車の300系を使用、2代目車両は元JR 165系の3000系で、現行の6000系は3代目である。