相模鉄道では、2022年3月12日に土休日ダイヤ、3月14日に平日ダイヤ見直しを実施すると発表した。主にホームドアの設置駅が増加することに伴う各駅の停車時間の見直しや、平日夕方のラッシュ時間帯にいずみ野線への乗り換えをしやすくするために実施するもの。また、一部の相鉄・JR 直通線の行先や列車種別を変更する。
‘21.12.5 相模鉄道本線 鶴ヶ峰~西谷 P:椎名清志
(今日の一枚より)
◎主な変更点
(1) ホームドアが設置された駅および設置予定駅の停車時間を見直し、定時性を確保
朝ラッシュ時間帯の上り列車の所要時間は、現行ダイヤとおおむね変わらないが、日中や深夜時間帯などの多くの列車で始発駅から終着駅までの所要時間が 1~2分程度増加する。これにより一部の始発列車の出発時刻を1~3分程度繰り上げる。
(2) 日中および夜間時間帯、各停の二俣川駅での停車時間を短縮
日中(12:30~16:00頃)および夜間(21:30~23:00頃)、各停横浜行きと各停湘南台行きの二俣川駅での停車時間を1~2分程度短縮する。
(3) 夕方の下り急行海老名駅と、各停湘南台行きの接続改善
平日夕方のラッシュ時間帯(18:30~20:00ごろ)の急行海老名行きについて、二俣川駅で同一ホームに必ず各停湘南台行きが停車しているように変更する。
(4) 最終かしわ台行きと最終湘南台行きの接続改善
下り最終かしわ台行きと最終湘南台行きの二俣川駅での乗り換えをスムーズにするため、最終かしわ台行きの出発番線を2番線から1番線に変更。それに伴い、2番線から出発する最終湘南台行きの出発時刻を2分繰り上げる。
(5) JR 直通列車の一部行先と、相鉄線内での種別を変更
■ダイヤ改正日
土休日:2022年3月12日(土)
平日:2022年3月14日(月)
■その他
相鉄・東急直通線の開業に向け、ダイヤ見直し後は8両編成で運転する列車が増加する。また、新造車両の営業運転開始にあわせ順次8両編成に変更していくため、時刻表上では8両編成で運転する列車が、一時的に10両編成で運転することがある。