text & photo:根本貫史
鉄道会社内で使用する機材や用品の運搬を列車で行なう配給列車。それを再現したセットとしてTOMIXから2020年に登場した「配給列車セット」は前代未聞の製品として話題になりました。これは同時に製品化されたE231系0番代(機器更新車)の増結セットを使うことで配給列車としてフル編成が揃うようになっていました。今回はこれにウェザリングなどを施し、グレードアップしたものをご紹介します!
■前代未聞の「配給列車セット」を楽しむ!
TOMIXから2020年9月に発売されたこの「配給列車セット」。限定品とはいえ配給列車が製品化されたことは前例がなく、当時は話題になりました。製品のプロトタイプは2019(令和元)年12月5日に運行された配給列車で、牽引機はEF64 1032号機が担当。配給当該は三鷹車両センターのE231系0番代 ミツB37・B38編成のサハE230・E231形のそれぞれ2両の廃車が目的で、伴走車はミツB31編成のクハとモハユニットからなる9両編成でした。
これらを今回は主にウェザリングで「廃車」であることを強調した加工を施してみました。
■その他の楽しみ方も!
基本的にはプロトタイプとなった配給列車として楽しむことが前提の製品ですが、それ以外の楽しみ方として配給後に所属する車両基地まで返却される伴走車の単独回送も再現できます。ただしE231系側に動力車の設定がないので、自走させる場合はモハE231に動力ユニットを組み込む必要があります。
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