新幹線の先端部から屋根までをノーズ(先頭部)と呼びますが、その長さは車両によってまちまち。
そこで今回は、現役の2022年1月28日現在現役で運行されている車両のノーズの長さをランキング形式でご紹介いたします!
‘19.7.20 東北新幹線 仙台 P:水沼達哉
(今日の一枚より)
7位:E7系・W7系・E2系【9.1メートル】
時速275キロでの騒音を抑えるため、ノーズの長さを9.1メートルとしています。
E7系・W7系はE2系のノーズの形を改良したワンモーションデザインとなっています。
ちなみに同じ速度で走るE3系は6メートルです。
6位:700系【9.2メートル】
エアロスプリーム形という先頭部形状、時速285キロでの騒音を抑えています。
ノーズの先端部分が横に膨らんでいるのが特徴。
5位:800系【9.5メートル】
ノーズの形はシンプルで、先端部分と運転台部分で、膨らみ方が少し変わる程度です。
九州新幹線の営業最高速度は時速260キロですが、時速285キロで走ることができる性能を持っています。
4位:N700S・N700A・N700系【10.7メートル】
N700Sはデュアル・スプリーム形と呼ばれる形状。
N700A・700系はエアロ・ダブルウイング型と呼ばれる形状です。
時速300キロで運転するため複雑な形状になっています。
3位:E6系【13メートル】
E5系・H5系のようなアローラインですが、ライトの位置が違います。
1位(同率):500系【15メートル】
時速300キロ運転をしていた500系のノーズの長さは15メートルで、客室の一部もノーズになっています。
形はジェット戦闘機やロボットみたいですね。
1位(同率):E5系・H5系【15メートル】
時速320キロで運転する際の騒音を抑えるため、15メートルのノーズを採用。
矢のようなその形からアローラインと呼ばれています。
番外編:E956形ALFA-X【22メートル】
試験車両なので今回は対象外ですが、10号車ノーズの長さは驚異の22メートル。
ランキング対象に入っていたらダントツの1位でした。
ちなみに1号車のノーズの長さは16メートルです。
番外編:E4系【11.5メートル】
昨年10月に定期運航を終了したE4系ですが、ノーズの長さではN700Sよりも長い11.5メートルをマーク。
2階建ての巨大な車体は印象的でした。