東武鉄道は、ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」に、東武東上線の運転士が訓練用に使用していた本格的なシミュレーターを導入すると発表。なお、今回設置するシミュレータールームには、「SL大樹」の蒸気機関車C11形 207号機がかつて北海道で運行されていた経緯から、SL大樹をテーマとした装飾も施すとのこと。詳細は以下のとおり。
【プレスリリースより】
◎「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」のシミュレータールームについて
■デイユースプラン
・実施日:2022年1月28日(金)~2月28日(月)
・価格:8,000円(税・サービス料込み)
・利用時間:3時間
・予約:WEBサイトより
■宿泊プラン
・実施日:2022年3月1日(火)より
・予約開始:2月1日より(詳細はFacebookにて)
■シミュレーターについて
2015年の東武東上線池袋~小川町間のATC(自動列車制御装置)導入に伴い、2013年に訓練用として導入されたもののうち、森林公園乗務管区にて使用されていたもの。
運転台は東武50070型車両のもので、本物と同じマスコンハンドルや速度計等の各操作機器で運転操作を体験できる。また、出発駅および出発番線の設定や、閉そく区間ごとの制限速度の設定も可能で、通常時から異常時など様々な環境を再現できる。
■運転シミュレーターの特徴
・東武50070型車両運転台
・東武東上線 池袋~小川町駅間 上下線
・普通/急行の2種別から選択
・出発駅および番線設定可
・閉そく区間ごとのATC 制限速度設定可
・先行列車設定可
【運転士訓練のイメージ】