DD51・500番代の極寒地向け仕様は耐雪ブレーキ・スノープラウ・旋回窓・ホース類の凍結防止用加熱装置・つらら切り兼前面窓プロテクターなどを装備し、特に北海道で使用された本区分には前照灯をボンネット最先端上に増設したいわゆる「三つ目」と呼ばれた車輌が存在する。冬季降雪時の視界確保のためで、うち5輌に施工された。本機はなぜか増設した前照灯の片側のアングルが低く取り付けられているのが特徴で、1970年8月に五稜郭機関区に新製配置され、1986年3月いっぱいで退役した。 ’82.10.17 函館本線 桂川ー森 P:熊谷孝志