北総鉄道9000形は1984年の小室〜千葉ニュータウン中央間の開業に伴って導入され、登場当時は2000形を名乗っていた。6輌編成2本が導入され、1991年の高砂延伸及び都営浅草線方面への直通運転開始に伴い中間車2両が増結され8輌編成となった。直通運転先の京浜急行電鉄と形式が重複することから1994年より9000形に改番された。9000形は、春恒例のイベント「ほくそう春まつり」に合わせて運転されている臨時列車「ほくそう春まつり号」にも頻繁に使用されていた。2013年に9008編成が廃車となり、最後まで残っていた9018編成も2017年3月20日で営業運転から引退し、9000形は全車引退した。 ’17.3.20 北総鉄道 印旛車両基地 P:福田智志