銚子電鉄デハ1000形は、元営団地下鉄2000形を改造した車輌で1996年に2輌導入された。デハ1001は元2046、デハ1002は元2040で、両運転台化改造、パンタグラフの取り付け改造を行なった。導入当時は従来車と同じ銚子電鉄オリジナル塗装で運転していた。2007年 に2両とも塗装が変更され、デハ1001は2012年5月までゲーム「桃太郎電鉄」20周年記念ラッピング電車として運転、一方デハ1002は 2011年9月までマンガ「鉄子の旅」の原作者考案の特別塗装として運転されていた。その後デハ1002は2011年11月から丸ノ内線カラー、 デハ1001は2012年8月から銀座線カラーとなり、懐かしい営団地下鉄時代のカラーが久しぶりに復活した。2010年に導入された2000形 とともに活躍を続けていたが、老朽化には勝てず、2015年1月にデハ1002が引退、2016年2月にデハ1001が引退し、元営団地下鉄2000形は全車営業運転から引退した。 ’16.2.27 仲ノ町車庫 P:福田智志