ED79は津軽海峡線の専用機関車で、青函トンネル内の連続勾配・多湿、青函用ATCといったこの区間特有の条件に対応した様々な機能が付加されている。本機は、ED75 700番代から本務機用の0番代21輌と補機用の100番代13輌の計34輌が改造された。他にJR貨物が貨物列車の増発用に50番代10輌を新製している。ED79 1は、ED75 765として1975年9月三菱電機で製造され秋田へ配置され奥羽本線・羽越線で活躍した後、1986年9月国鉄土崎工場で改造され誕生した。海峡線で客貨両用で使用され、2009年3月に廃車された。 ’90.10.15 函館 P:佐々木裕治