北海道地区に配置された500番代は半重連型と全重連型とを区別するため、区名札の隣に「半」「重」の識別札を挿入していた。1001以降は、500番代が799まで達したため貨物用800番代との重複を避け1001へ飛び番となったグループである。JRに継承されたものはこのグループが多く、釣り合い引き通し管を装備し、重連運転時に次位の補機まで単弁が作動するように改良された区分である。一部の半重連型で釣り合い引き通し管を新設し、全重連型に改造されたものも存在した。本機は1972年11月21日に五稜郭機関区に新製配置され、長らく道内各地で活躍し、JR移行後は北斗星色にリニューアルされ、2008年4月1日現在は函館運輸所にて廃車後、ミャンマーに譲渡された。 ’82.10.17 函館本線 森-桂川 P: 熊谷孝志