長野新幹線開業により上越線経由の急行「能登」とホームライナーに活躍の場を移したJR西日本金沢総合運転所所属の白山色489系。2002年には国鉄色に復元、毎日首都圏を走る原型ボンネット型クハが人気を博した。しかし2010年3月ダイヤ改正で急行「能登」は臨時列車化、489系は運用を失い引退した。写真のH02編成は定期最終上り「能登」に充当、翌日には団体臨時列車「リバイバルとき」として上野から新潟まで運転、その後金沢総合運転所に返却された。2010年5月、保留されていた489系3編成の中では最も早く廃車となった。 ’08.12.31 直江津 P:楢井勝行