オハニ61は昭和20年代の後半、大正時代に製造された木造客車の台枠などを流用して誕生した、60系に属する座席と荷物室とを備えた合造車。同系列の類似車としては、郵便室を追加したオハユニ61などがあった。写真の135号は、荷物室側の車端に後方監視窓の無い初期製造グループにあたる。再度の改造でマニ60、スユニ61となった車輌もある。 ’76.11 山陰本線 米子 P:清原正明