1962年から製造されたキハ52後期型100番代の1輌。2基のエンジンは水平シリンダーDMH17Hに変更された。キハ52-102は1963年1月松本に新製配備された。その後中込、小海、長野、新津へと転属した。古めかしい車体は白/青の新潟一次色になり、エンジンもカミンズ製に換装されたため、とても昭和30年代後半に製造された車輌とは思えぬ軽やかな走りをしていた。新津運輸区にキハE120が配備されるとキハ52は余剰となり、2009年3月定期運用から離脱した。長期間保留された後2011年8月廃車となりフィリピンに輸出された。 ’08.3.30 米坂線 今泉 P:楢井勝行