’68年に製造の西武鉄道801系を自出とする車輌。従来在籍していた501系譲渡車の1200系が、吊掛け、非冷房に加え、老朽化も進行して居たため、冷房付きの代替車として’97年廃車になったクハ1809+モハ809+モハ810+クハ1810のうち、モハ809にクハ1809の運転台を接合改造し3輌編成化。西武所沢車両工場で改造後の’97年10月に、二代目「流馬」として空色+白帯+Nストライプカラーで登場した。性能、車内は西武時代と変らず。801系で唯一制御車(クハ1801形)として譲渡されたクハ22の台車がオリジナルのFS067から、701系が履いていたFS072に交換されたことくらい。これは前後で譲渡を受けていた701系との仕様統一化の一環のための処置。’06年以降3輌編成の運用が減少する等により’07年11月の運用を以て引退、消滅した。 ’03.10.16 幸谷─小金城趾 P:梶村昭仁