このEF63機関車は信越本線の碓氷峠用補機として1963年にデビューし、従来はアプト式で運行していた横川・軽井沢間は路線変更も行った上で、アプト式の廃止と所要時間短縮を図った直流電気機関車である。製造車輌数は25輌で、すべて横川運転区に所属し運用は2輌ペアであったが、長野新幹線開通に伴い横川─軽井沢間の鉄道廃止に伴い運用はなくなった。EF63 15は’63年3月東芝製。’98年5月廃車。 ’89.12 信越本線 横川─軽井沢 P:長岡行夫