小田急電鉄は、2022年3月12日（土）にダイヤ改正を行うと発表した。主な内容は以下のとおり。
・平日ラッシュ時間帯の特急ロマンスカー「モーニングウェイ号」の増発
・小田原・新松田発 相模大野行き急行の運転本数の見直し
・平日日中の新宿～町田間、多摩線などでの一般列車の運転本数見直し
・平日夕夜間の一般列車の運転本数の見直し
・特急ロマンスカーの運転本数の見直しと一部の速達性・利便性向上
・夕夜間の特急ロマンスカーのダイヤ設定
・土休日のダイヤ見直し
・江ノ島線 藤沢駅を中心とした運行形態の変更
‘19.12.5 小田急電鉄小田原線 渋沢〜秦野 P：沖浦猛志
（今日の一枚より）
（1）平日 朝方ラッシュ時間帯の特急ロマンスカー「モーニングウェイ号」の増発
着席ニーズの高まりを鑑み、座席指定制の特急ロマンスカー「モーニングウェイ号」を3本増発。また、町田駅に停車する列車を増数し、朝方ラッシュピーク時間帯に都心方面へ直通する列車の運転本数を36本から38本とする。
（2）小田原・新松田発 相模大野行き急行の運転本数の見直し
6～7時台の小田原・新松田発 相模大野行き急行を5本減便。あわせて、本厚木始発としていた 各駅停車と通勤準急各1本を秦野・伊勢原始発 に変更し、運転区間を延長。
（3）日中の新宿～町田間、多摩線などでの一般列車の運転本数の見直し
・新宿発新松田行きの急行を町田発小田原行きの急行（新松田～小田原間は各駅停車）に置き換えて、6両編成で運転。
・東京メトロ千代田線から入線する準急を急行として向ヶ丘遊園まで運転。
・新宿発唐木田行きの急行を多摩線内各駅停車で運行。
（4）夕夜間の一般列車の運転本数の見直し
・18時～21時頃に新宿を出発する各駅停車を1時間当たり8本から6本に変更。また、東京メトロ千代田線から直通する列車も8本から6本に変更し、種別を準急に統一。
・急行を終日経堂停車とし、経堂・成城学園前における準急・各駅停車との接続を改善。
・新宿発 江ノ島線方面の急行を快速急行に、多摩線方面の快速急行を急行に変更し、一部運転本数を見直し。
（5）特急ロマンスカーの運転本数の見直しと一部の速達性・利便性向上
はこね号：45本→30本（スーパーはこね号を含む）
さがみ号：12本→15本
えのしま号：3本→4本
（6）夕夜間の特急ロマンスカーのダイヤ設定
・帰宅ラッシュ時間の早期化に対応して、17時以降に出発する下りの特急ロマンスカーを「ホームウェイ号」とし、「メトロホームウェイ号」の運転時刻を1時間繰り上げ。また、22時以降に新宿を出発する「ホームウェイ号」を6本から3本に変更。
・新宿発の小田原方面「ホームウェイ号」は海老名に、千代田線から入線する「メトロホームウェイ号」は成城学園前に全て停車。
（7）土休日のダイヤ見直し
・終日にわたり、平日日中と概ね同じダイヤで運行。
・特急ロマンスカーの運転本数は以下の通り変更（いずれも上下合計
はこね号：51→39本 （スーパーはこね号を含む）
さがみ号：5本→12本
ふじさん号：8本→6本
えのしま号：11本→14本
（8）江ノ島線 藤沢駅を中心とした運行形態変更
藤沢～片瀬江ノ島間は、原則、各駅停車による折返運転のみに変更（特急ロマンスカー等 の一部列車は引き続き直通）。これにあわせ、藤沢駅における相模大野・片瀬江ノ島いずれの方面も各駅停車の発着番線を変更。
