モ151と同形の14m車、外観上の違いは平野線の連結運用のため連結器を装備していることぐらいである。1928(昭和3)年に10輌が川崎車輌で、1931(昭和6)年、田中車輌と大阪鉄工所で10輌製造された。重連総括制御可能で連結運転に活躍したが、1961(昭和36)年に連結運転を止め連結器も撤去された。写真は救助網⇒排障器に変わっているが、連結器、集電装置など原形をとどめていた頃の165号の併用軌道区間でのスナップ。 南海上町線 姫松付近 ’63.8 P:柿浦和敏