’54~’56年に初の自社オリジナル車輌としてMcTTMcの4輌10本を新製。片側3扉前面は二枚窓の湘南スタイル。性能は吊掛駆動でMc車のみ17m車(Tは20m)。’57年の増備車からMc(モハ521以降)車も20m化、当初の10編成のMc車も’58年に20mMc車と代替、クモハ411形へ、さらに’64年にクモハ351形と流転。他形式のTc・T車を組込等全線で活躍。晩年は1311・1331形改造T車を組込McTMcで多摩湖線(萩山~国分寺間)で活躍。国分寺駅ホーム有効長が短く、’90年6月に改良工事完成まで西武最後の旧性能・非冷車として活躍、’90年引退、形式消滅。 ’88.9.4 多摩湖線 萩山~青梅街道 P:梶村昭仁