東武鉄道では、2021年12月20日から大師線開通90周年記念乗車券を発売すると発表した。
▲8000型 緑色のリバイバルカラー車両(草だんご列車)(プレスリリースより)
これは、大師線西新井~大師前駅間が1931(昭和6年)年12月20日に開通し、本年90周年となることを記念したもの。台紙表面に地元の方々から「草だんご列車」の愛称で親しまれている8000型リバイバルカラー車両の写真を使用し、内面には旧大師前駅舎の写真や大師線のあゆみを掲載し、大師線及び大師前駅の90年の歴史を感じることのできる乗車券となっている。
▲「大師線開通90 周年記念乗車券」の表面イメージ。(プレスリリースより)
▲「大師線開通90 周年記念乗車券」の内面イメージ。(A5サイズ三つ折り)(プレスリリースより)
◎大師線開通90周年記念乗車券の概要
■発売内容:硬券乗車券4枚1セット
・大師前~西新井駅間 大人150円区間の往復乗車券
・大師前駅から 大人260円区間の地図式片道乗車券
・大師前駅から 大人200円区間の片道乗車券
・大師前駅から 小児240円区間の片道乗車券
■発売金額:1セット 1,000円
■発売期間:2021年12月20日(月)~2022年1月19日(水) (売り切れ次第終了)
■発売箇所:浅草、とうきょうスカイツリー、曳舟、亀戸、北千住、西新井、竹ノ塚、草加、新越谷、北越谷、春日部、北春日部、東武動物公園、久喜、羽生、館林、足利市、太田、伊勢崎、新桐生、佐野、南栗橋、栗橋、栃木、新栃木、新鹿沼、下今市、東武日光、鬼怒川温泉、東武宇都宮、大宮、岩槻、七光台、野田市、流山おおたかの森、柏、新鎌ケ谷、船橋、池袋、下板橋、大山、上板橋、成増、和光市、朝霞台、志木、ふじみ野、川越、川越市、若葉、坂戸、東松山、森林公園、小川町、武州長瀬の各駅 (計55駅)
■発売数:合計3,000セット( ※一人5セットまで購入可能)
◎大師線開業90周年イベント
■開催日時:2021年12月19日(日)10:00~13:00
■会場:大師前駅ホーム
■内容
①制服着用体験
②ペーパークラフト電車釣り
③非常停止ボタン押下体験
④塗り絵の展示会
⑤電車パネルの設置
⑥地元と連携したイベント等
【参考情報】大師線90周年の歩み
1931年12月20日 西板線(現在の大師線)として西新井~大師前駅間1.1km開通
1945年5月20日 戦時中の「不要不急線」扱いとして営業休止
1947年5月21日 営業再開
1968年12月1日 都道318号線(環七通り)建設に伴い、大師前駅移転。キロ程0.1km短縮
1972年8月15日 東武鉄道初の自動改札機を西新井駅に導入
1991年7月26日 西新井~大師前駅間高架化
1993年3月17日 大師前駅 現駅舎完成
2003年3月19日 ワンマン運転開始
2021年12月20日 大師線開通90周年