東武が戦後の混乱期に受け入れた国鉄の63系をモデルに、昭和27(1952)年から製造した車輌が7800系である。逐次改良されつつ昭和36(1961)年までに164輌が作られた。モハ7806は昭和28(1953)年、ナニワ工機製。この頃はオレンジとベージュの旧塗装から、クリーム一色の新塗装に塗り替えが進んでいる時期だった。列車は準急・東武宇都宮行き。 ’75.9.14 東武伊勢崎線 鐘ヶ淵~堀切 P:宮村昭男